2009年2月 「初めに、神は 」
創世記 第1章1節
これは聖書の一番初めの言葉です。そのあと《天地を創造された》と続くのですが、「初めに」というのは単に物事の始まりを指すだけではありません。「大元」「源」という意味があります。物事の根源、つまり「原点」。そこに神が御業を顕される、という聖書の信仰です。
そう聞くとずいぶん居心地のいい所のようですが、天地の初めは《混沌》だったのです。辛く、冷たく、不安な《闇》がすべての根源。ただ、その闇に向かって神が《光あれ》と命じた途端、全く新しい世界が現れたというのです。
混沌も闇も、できれば避けたい、目をそらしたくなるものです。先が見えず不安に駆られると、どうしてもジタバタし、余計なものを身につけてしまいます。そして闇はますます深くなるばかり・・・。でも、光は神によってのみ与えられるもの。それまでは、混沌の前にたたずみ、闇を見据えるしかないのです。ただ、その闇の向こうでは、今この時も、《光あれ》と神様がおっしゃって、私の闇と闘ってくださっているのです。