2009年5月 「日々新たにされて」

コロサイの信徒への手紙 第3章10節

 イエス様に従って生きる――そうなれたらどんなにいいか。そんな願いを込めてパウロがこんなことを言っています。一人の中に二人の人がいる。イエス様に従わない《古い人》と、イエス様に従う《新しい人》。その“せめぎ合い”の中で、私たちは《日々新たにされて》いると……。

 しかし自分を振り返ってみるとどうでしょうか。“せめぎ合い”どころか、イエス様のことなどどこかに置き忘れていたり、《古い人》のままでいた方が楽だと思っていたりします。それでもなお“せめぎ合い”だとパウロが言うのは、《造り主》である神様がいつも働きかけているからなのです。《古い人》の中に《新しい人》が生まれるように願いながら。

 その願いは、イエス様の十字架という犠牲を払うほど深いものでした。それほどの覚悟と思いをもって織り成される「日々の創造」。じつは、これこそ“聖霊降臨”なのです。そのことに気づくとき《新しい人》は生まれ、それに応えるとき《新しい人》が育つのです。



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