2009年7月 「主を畏れよ」

箴言 第1章7節

 「おそれ」というと、死に対する恐怖や、自然に対する畏怖の念があります。私たちは、とてつもなく大きな力の前に立たされると、思わず足がすくみます。そして、自分の小ささを嫌というほど思い知らされ、うなだれてしまいます。

 ただ、聖書の場合、その先があるのです。《畏れ》は生きる力を新たにしてくれるからです。神様は立ちつくす者に声をかける方、そして小ささを思い知った者に大きな期待を寄せる方です。自分の所に戻ってくるように、その人のために備えた道をまた歩いてくれるようにと、いつも呼びかけています。そして、その呼びかけに気づき、応えるとき、その人に何かが起こるのです。

 《主を畏れることは知恵の初め》――これは私たちの生きる土台がどこにあるかということなのです。それが神を知るということ。その神と出会い、共に生き、神によって生かされることなのです。「恐れ」は心に絶望しか生み出しませんが、「畏れ」は希望をもたらすのです。



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