2010年3月 「価高く、貴い」

イザヤ書 第43章4節

 《わたしの目にあなたは価高く、貴い》―イザヤが伝える「慰めの預言」は、さらにこう続きます。《わたしはあなたを愛し、あなたの身代わりとして人を与え、国々をあなたの魂の代わりとする。》

 なんと激しい愛でしょう。神様にこれほど愛されるなんて、この人々はよほど信仰深いのだろうと思ってしまいます。でも、じつは現実の厳しさを前にして、神様に文句を言い、呪うことさえあったいわゆる「罪人」たちだったのです。

 それなのに神様は、罪人を愛していると宣言されます。それは罪に目をつぶるということではなく、《贖う》ためだと言います。神様はどんな代価を払ってでも、罪の奴隷となった者たちを買い戻し、解放する。それは闘う愛なのです。

 この闘いは、長い年月を経て、ついに最終局面を迎えました。あの十字架です。じつはイエス様こそ、預言された《身代わり》だったのです。私たち人間は罪人のままなのに、それほど価値あるものだと言い続ける神様の愛。私たちはこれにどう応えるのでしょうか。



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