2010年4月 「内なる命」
ガラテヤの信徒への手紙 第2章20節
復活について聖書はたくさんの名場面を残しています。いずれも、十字架で死んだイエス様がよみがえった、死にも打ち勝つ神の子だ、と伝えるものです。つまり、イエス様に何が起こったかということです。
しかし復活は、弟子たちの、そして私たちの物語でもあります。もう会えないはずのイエス様と会えた、イエス様は生きている、という感動。これが信仰の原点。それもイエス様の弟子たちだけではありません。イエス様と直接面識のなかった人たちの体験でもあります。
その代表格がパウロ。彼はこういう言葉を残しています。《生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。》イエス様が生きている、それも自分の中に生きて働いている、という実感にほかなりません。
この内なる命=@を深く感じ取ること、そして、それをバネに一歩踏み出すこと。そこから私の「復活」のドラマが始まるのです。