2018年 10月 「光の証し人」 

 ヨハネによる福音書 1章 8 節

  10月 の 標 語

イエス様は天に上げられる時、使徒た ちに《あなたがたは……地の果てに至る まで、私の証人となる》と言われました。 でも実際は、その声を聞きながら、実行 に移せないでいるのが弟子たち、そして 私たちの姿でしょう。つい及び腰になっ てしまうからです。

ところで、ヨハネによる福音書は、イ エス様を光≠ニして表します。そし て、「光について証しをする」ために遣 わされたのが、洗礼者ヨハネだと言って います。

「証し」は、目撃したことを人前で証 言すること。誰よりも早く、しかもイエ ス様が現れる前からすでに「証し人」と されたヨハネは、暗闇の中で輝く「まこ との光」を目撃することになります。

ヨハネ自身は光ではありません。目撃 した光を証しする、つまり他の人に伝 え、その光を運ぶのです。さらに福音書 は、光が恵みを宿している、と伝えてい ます。たとえ、どんな小さな光でも。

この光のひと粒ひと粒が、恵みのし ずく≠ニなって、私たちの暮らしに届け られているのです。

>>今月の標語へ戻る
>>トップページへ戻る