いままでの標語(2007)

2007年 1月 「悔い改めて」

マルコによる福音書 1章 15節

 「時は満ち、神の国は近づいた。」私たちはこの言葉を聞きながら待降節、降誕日を通り、そして、新年を迎えました。そして「悔い改めて」というのは、これに続いてイエス様が語られたことです。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と。

 ところで「悔い改めて」というと、過去を振り返り、わが罪を悔いるというイメージがまずありますね。新年にあたり、そうして心を正せと、イエス様はおっしゃるのでしょうか。そうではありません。

 聖書では、これは「立ち返る」こと。原点に立ち返ることです。神様は私を救おうとしておられる、イエス様がこの世に来てくださったのはそのためだということ、これが私たちの原点です。

 目の前の現実に対処することで精一杯の私たちですが、イエス様はその原点を指差して、「ここに立ち返れ」と言われるのです。過去にとらわれるのではなく、新しく「福音」に生き始めるための出発点がここにある、と。

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