いままでの標語(2007)
2007年 2月 「後のものが先に」
マタイによる福音書 20章 16節
後にいる者はいつも後回しにされ、先にいる者だけがどんどん先を行くーこれがこの社会の現実、そして私たちの実感ではないでしょうか。ところがイエス様が今、力を込めておっしゃるのです。「後のものは先に」と。
話は、ぶどう園に雇われた労働者の譬えです。夕方になって働き始めた人が、夜明けから働いた人と同じように遇されました。不平が湧き上がるのは当然です。ところが雇い主は言うのです。「私は最後の者にも同じように支払いたいのだ」と。そして、イエス様も「このように、後にいる者が先になる」と言うのです。まるで「こっちが先だ!」と言わんばかりの勢いで。
じつはこの時、イエス様の目の前には、「エルサレム」が、あの十字架が迫っていました。後にいる者を先にしようと命がけのイエス様がここにおられます。この言葉を、私たちも身に受けて、この月を過ごしたいと思います。21日からは四旬節(レント)に入ります。
