いままでの標語(2007)
2007年 3月 「先頭に立つイエス」
マルコによる福音書 10章 32節
先月は、「後のものが先」だとおっしゃるイエス様の言葉を聞いて歩みました。いつも後回しにされている人に手を伸べ、その心身をとらえて「先に」置き換えてくださるイエス様の言葉でした。
ところが、そのイエス様が、こんどは自ら「先頭に立って」進んで行かれるのです。目ざすはエルサレム。そこに待ち受けているのは、裏切り、捕縛、侮辱、そして十字架の死・・・。そのことをすでにはっきりと自覚なさっているのです。でも、イエス様はたじろぎません。先頭に立って、ぐんぐん進んで行かれます。
たじろぎ、恐れたのは、むしろ一緒にいた人たちの方でした。彼らは、突然そうして歩み始められたイエス様の姿に驚き、今までになかった恐れを感じます。しかし、イエス様は前へ、具体的な苦しみの中へと進んで行かれます。なぜなのでしょうか? 私たちは、その姿を見つめつつ、そこにこめられた御心を示されたいと思います。
