2007年 7月 「ためらわず行け」
使徒言行録 11章 12節
ずいぶん威勢のいい言葉です。でも、どうでしょうか。体調や気持ち、生活が今ひとつ乗っていないのに、こう言われたら、逆にためらってしまいますよね。
じつは、イエス様亡き後、弟子たち、そして教会には、越えなくてはならない一線がありました。イエス様の福音が、仲間内に留まるのか、それとも外へと広がっていくのか――その分かれ道に立ったのが、あのペトロ。そこに聖霊が現れ、ひとつの幻を見せました。そして、言ったのです。「ためらわず行け」と。その一線を越えなさいというのです。しかし、その声はこうも言ったのです。「一緒に行こう」と。
“ためらい”は誰にでもあります。それは悪いこと、恥ずかしいことではありません。そして聖書も、無理をさせようというのではありません。ただ、越えられるはずのものを前に、どうしてもためらう私に、神様は「大丈夫。それは越えられる」と教えてくれているのです。