2007年 8月 「平和の種を蒔く」

ゼカリヤ書 8章 12節

 8月は“平和を考える月”――そう定められたのは、「二度と戦争をしない国になる」という誓いを心に刻みつけ、風化させないためです。そして「平和をこそ!」というこの願いは、聖書の中に地下水のように脈々と流れています。今月の標語はそこから湧き出た泉です。

 「平和の種を蒔く」。蒔くのは神様です。その畑が私たちの心、そしてそれぞれの日常なのです。そこに戦争(争い)の種があるからです。私たちは力弱い者、決して良い土壌ではありません。でも、神様は蒔き続けるのです。

 「種」というのは、ごく小さなものですね。でも、神様の種ですから簡単には朽ちません。見つけられ、育てられるのをじっと待っているのです。蒔かれたその種を育てるのは、私たちなのです。

 日々の小さな闘いの場。でもそれが社会の、国の、そして世界の平和につながっている――そういう発見をしながら歩むひと月にしたいものです。国のあり方の岐路に立つ今だからこそ。



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