2008年 1月 「あなたに現れたのは」
使徒言行録 26章 16節
キリスト教迫害の急先鋒だった人が、心を入れ替え熱心な伝道者にーこの「パウロの回心」を引き起こしたのは、彼に現れたイエス様のひと言でした。「起き上がれ。自分の足で立て。わたしがあなたに現れたのは……あなたを奉仕者、また証人にするためである」
これは、パウロが自分の行いを悔やんだからではありません。イエス様を信じるようになったからでもありません。そのずっと手前、パウロが迫害者であった、まさにその時だったのです。
このようにイエス様は、ご自分に向けられた失望や敵意、無理解、あるいは無関心——そうした負の渦 の中にこそ現れるのです。その只中にいる人をすくい出し、そして神様の奉仕者、真理の証人として新しく生かすために。
つまり「遠回り」でいいのです。真理への道のりは、途中にさまざまな障害物があって当たり前ですから。「もう何度も転んだ。今も倒れたままだ」——そんな私のためにイエス様は現れるのです。