2017年 9月 「 あなたは神のもの 」

 コリントの信徒への手紙一3章 23節

  9月 の 標 語

《あなたがたは神の畑、神の建物なの です》 ( 9節 ) ―混乱のきわみにあった コリントの教会にパウロが宛てた手紙 のひと言です。意見や感情の対立をほぐ し、いちばん大切なことに心を注ぐよう 教会員を促します。

一人一人が神様の思いを受けて成長 する果実であり、良い実をならせる畑。 さらに、イエス様の十字架という、しっ かりした土台の上に建てられた建物。ど れがいいかと比べるのではなく、一人一 人が神様にとっての宝物だと訴えます。

それどころか、誰もが《神の神殿》 ( 16 節 ) だとすら言うのです。これは旧約聖 書を踏み越えています。いや、イエス様 ですら言わなかったことです。でも、パ ウロは確信して言ったのです。

なぜなら《あなたがたは、…神のもの なのだから》。神様の霊が住むのは壮麗 な神殿だけじゃない。むしろ、あなたの 心、あなたの暮らしのただ中にわたしが 共に居ようと、神様は今も熱い思いで、私たちを見守っているのです。

>>今月の標語へ戻る
>>トップページへ戻る