今月の標語

2021年 8月「義の実は、平和のうちに蒔かれる」

(ヤコブの手紙3章18節)

  「平和(シャローム)の種を蒔く」― かつて預言されたこの幻は、《平和を実現する人たち》、つまりあなたがたによって、今こそなされるのだ、と聖書は訴えます。じつは手紙の宛先は争いの絶えない教会でした。あからさまな貧富の差が放置され、互いを分け隔てし、裁き合っている…。そんな状態は《世の友》にすぎない、《神の敵》でしかない、と厳しい口調でいさめているのです。

  では、神様の望まれる平和をどう取り戻せばいいのでしょう? 答えはじつにシンプル― 《わたしたちの内に住まわせた霊》に立ち返ること。すると、きっと思い出すから、神様が私たちを《ねたむほどに深く愛しておられる》ことを。

  「ねたむほど」の愛とは、神様が「熱情をもって」、あふれんばかりに憐れんでいるという、旧約聖書独特の表現です。そんな愛が私たちにいつも注がれているのは、誰かに分かち与えられるためなのです。それも、まず身近な所から。たとえば神の国のさきがけ=教会から。

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