2017年 11月 「永遠 とこしえ なるもの 」

 コリントの信徒への手紙2 4章18節

  11月 の 標 語

永遠≠ヘ、ふつう「えいえん」と読みますね。辞書によると「時空を超えて 変わらない真理」のことだそうです。聖 書でも、移ろいやすいもの(とくに、そ の代表である人間)と対極の存在=神様 を指します。礼拝でもよく使われます が、そのわりに堅苦しく、意味を考えれ ば考えるほど難しい言葉です。

でも、これを「とこしえ」と読むとど うでしょうか。「とこ」は漢字で書くと 常=B常緑樹のように「いつも変わら ず」、常備薬のように「いつでもある」、 日常生活のように「いつものこと」とい う意味です。

じつは聖書がいちばん大切にしてい ることも同じなのです。神様こそ、常(つ ね)なる方。いつもそばにいて、変わる ことなく力を与え続ける方。この信念が 「インマヌエル」(神、我らと共に)と いう約束に結晶します。

「あなたはいつだってわたしにつなが っている。どんな状態にあっても、わた しはこの手を離さない」―神様のそん な決意が、永遠≠ニいうひと言に籠め られているのです。

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