2019年 6月 「 真理 まこと の霊が来ると 」 

 ヨハネによる福音書 16章の 13節 

  6月 の 標 語

イースターからペンテコステへ―聖 書の主役も、イエス様から、聖霊に変わ ります。この「霊」という言葉は、もと もと「風」や「息」のことです。どちら も、目には見えないけれど体で感じられ るもの。それぞれ電気を起こしたり、命 を支えたりと、大変な力を持っていま す。そんな「見えない力」が霊です。

ところが、人間に働く霊には、悪いも の、ニセモノがある、と聖書は考えます。 いわゆる悪霊です。そして、人間はこの 悪い霊に影響されやすい。そんな脆さを 罪と呼ぶわけです。

だからこそ神様は正しい方向を教え ようと、真理(まこと)の霊≠もっ て人間に働きかけるのです。イエス様を 突き動かした原動力でもありますが、こ の聖霊、じつはイエス様のずっと前か ら、風のように、息のように、吹き続け ていたと聖書は力強く証言します。

そしてイエス様の後も、この見えざる 聖なる力は、その働きを止めない―こ の十字架の約束を、私たちは生きている のです。二千年たった今、この時も。

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