2019年 10月 「成す愛」 

 ヤコブの手紙1章22節 

  10月 の 標 語

「いつもいただくばっかりで…」―と、日頃よく言う私たちですが、いただくのは、何もものだけではありません。

たとえば神様の愛。私たちが迷い出たとしても、捜し出し、連れ戻してくださる。そんな愛を、私たちは目いっぱい受けています。それはみ言葉も、この命も同じ。いつも「いただくばっかりで」と思いながらも、神様にお返しすることはできません。

そんな私たちに、ヤコブの手紙は「御言葉を行う人になりなさい」と命じます。み言葉に満足して、そこに安住し、立ち止まっている私たちに、ガツン! しかし、行うことの難しさは誰もが知っています。一体どうすれば・・・?

大切なのは神様の思いです。み言葉に込めた願いを、神様は何としても「成す」のです。それも人間を通して「成す愛」なのです。

神様は見返りを求めません。出会った誰かに、少しお裾分けしてほしいのです。「成す愛」を「成す」人に成るよう、追い風が今日も天から吹いています。

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