2020年 1月 「目を覚ましていなさい」

 マルコによる福音書13章33節

  1月 の 標 語

福音書の中で、イエス様が繰り返し言うこの言葉。仕事や勉強を不眠不休でするよう求められているみたいですが、そうではありません。イエス様が、あるたとえ話でこう語っています―「僕(しもべ)が主人の帰りを、しっかり目を覚まして待つように、あなたがたも」と。「帰りを待つ」という思いが大切なのです。

たとえば、過ぐるクリスマス、私たちは、救い主を待ち望み、その到来を祝いました。二千年前に来てくださったイエス様が、今また「再び来られる」ことを心から望みつつ、その時を待ったわけです。そして、迎えたクリスマス。私たちは、イエス様がまた来てくださった喜びに押し出され、新年を迎えています。

「イエス様の到来」は、クリスマスで終わりではありません。「帰りを待つ」歩みは、もう始まっているからです。いついらっしゃるか、「その日、その時」は神様にしかわかりません。つらい現実や、先の不安があったとしても、イエス様は必ず来る。これが私たちの希望であり、革新なのです。

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