2020年 4月 「主に在りて生く」 

  4月 の 標 語

 不安や苦悩が渦巻く世に、平安(シャローム)と、神様の限りなき愛をとことん与え続けたイエス様。しかし、行きついたのはあの十字架の死でした。

 すべては水の泡…と思われたその時でした。「死んだはずのイエス様は生きている」「復活なされたのだ!」という証言が、次々に出てきたのです。それを礎に、教会というまったく新しい群れも生まれました。終わっていなかったのです。あの「神の国プロジェクト」は。

 十字架ですら止めることのできない神様の愛。そこに私たちをつなぎとめているもの。それがキリストなのだ-と力強く証言したのがパウロでした。

 イエス様は神様と私たちの「結び目」なのです。こちらの力が弱くなって離れそうになったり、心くじけてこんがらがっていると、神様はいったんほどいて結び直すのです。そして、試練としか思えない今この時だからこそ、私たちにつながろうとしているのです、一層力強く。

 あの復活≠烽ワた、神様の限りない愛の業なのです。

使徒言行録20章35節