2021年 9月「栄光の正体」

(ルカによる福音書2章9節 )

  9月 の 標 語

  栄光≠ニ聞くと、音楽の曲名や学校の名前を思い出します。輝かしいことを現わしたり、素晴らしいことをほめたたえる言葉としておなじみです。

  もちろん聖書にも使われますが、元の意味は「評価、評判」。神様の輝きや尊厳などを示す特別な「決め台詞」です。身近というよりは、遠くにある抽象的な言葉というイメージでしょうか。

  聖書には、天から発した栄光≠ェ地上の人間を照らす、具体的な場面が描かれています。クリスマスでおなじみのあの降誕。天使たちが羊飼いたちに「大きな喜び」を告げたとき、恐れるほどの「主の栄光」が羊飼いたちの周りを照らしたのです。

  神様はこのようにして、私たち一人ひとりにスポットライトを当て、目を留める方。そのまなざしこそ栄光の正体≠セったのです。神様の栄光を受けた私たちは、それぞれの賜物が輝きはじめます。その輝きこそがいつの間にか「神様すごい!」と、栄光≠たたえ、神様の評判を高めるのです。

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