2021年 12月「地には、平和(シャローム)」

(ルカによる福音書2章14節 )

  12月 の 標 語

「キリストの降誕」を祝う― これがクリスマスの意味ですが、その「キリスト」とは、そもそも旧約聖書が「メシア」と呼んできた救い主≠フことです。全39巻、どの書物も「メシアの到来を待ち望む」という一点を目指していた。そして、満を持して登場したのが「イエス=キリスト」ー

こう考えるのが新約聖書です。 旧約から新約へ… 。でも、取って替わられた、ということではありません。イエス様以前に、じゅうぶん時間をかけて準備されていた神様の計画が、いよいよ実行に移された、ということなのです。 《いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ》― このクリスマスの約束も同じです。天の栄光をシャローム≠ノ変え、何としても地に届ける! 神様の決意はずっと変わりません。それがついにイエス様によって、それも、命がけで伝えた愛≠ェもたらす平安や平穏、和(なご)やかさとなって、この地が潤されていく。 神様の思いが形となった喜び。それが私たちを活かす命の源なのです 

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